活動報告
Casa de la Alegria(コスタリカ)
季節労働者の育児支援
2020年よりコスタリカの輸出会社Coffee Exparts社を介して、生豆買付け金額の一部をCasas de La Alegria基金に寄付する取り組みを始めました。Casa de la Alegriaはコーヒー農園で働く季節労働者やピッカーの子供たちに対して教育や健康支援・学童保育などを目的とした託児所を作るプログラムです。2014年よりICAFE(コスタリカコーヒー協会)とユニセフが主導で開始され、現在タラス、コトブルス、グレシアの3つの地域に21棟の託児所・学童を整備しています。34の農家がプロジェクトに賛同し、両親が農園で働いている間、子供たちはこの託児所で最大で週6日、1日4食の食事と学習を受ける事ができ、健康診断など健康面でのサポートも行われています。
持続可能で豊かな社会・産業を目指し
こうした子供たちの受け皿がある事で、季節労働者の雇用環境や生活面の改善・サポートに繋げたいと考えており、子供たちの健康と成長、児童労働の防止や育児放棄といった社会的な問題にも目を向けています。農園に従事する労働者の雇用環境を改善する事で、持続可能なコーヒー生産の実現と品質の向上に繋げていきたいと語っています。