フェアトレードの取組み

産地訪問レポート グアテマラ フェアトレード産地レポート

『私たちのコーヒーを適正な価格で買っていただき感謝しています。そのお金で丹精込めてコーヒーの木を育てることができ、なにより大切な家族と安心して生活が遅れています。私たちが育てた無農薬有機栽培のコーヒーをどうぞ安心して味わってください』。 弊社とフェアトレードコーヒーの取り組みを続けているチョフスニル・コーヒー生産者組合のバレンティン氏からのメッセージです。
グァテマラ北西部のウエウエテナンゴ県の奥地、メキシコとの国境近くに位置するチョフニスル村。標高1500mの山深いこの農村では、輸送費が高いために品質に見合う価格では、なかなか販売できませんでした。そこで、適正な価格で販売できるように有機栽培やフェアトレードへの取り組みを始めました。 以前は、知識不足から落ちた実を収穫し、ときには仲買人に買い叩かれていましたが、組合やフェアトレードプログラムに参加することでコーヒーの技術指導や栽培法を学び高品質なコーヒーを生産し、適正な価格で販売できるようになりました。 もちろん、高品質なコーヒーは一朝一夕にはできません。以前の、あまり肥料もやらずコーヒーが実ったら収穫するだけの生産方法を一から見直し、学んだ技術を活かして努力を重ねました。今では、彼らのコーヒーが高く評価される事実が、なによりの自信となり、フェアトレードを通じて、高い意識で高品質なコーヒーを生産してくれています。 そして、フェアトレードのプレミアムによって、若者離れも減少し、村に診療所(看護師常駐)や集会所、2008年には中学校を建設できました。山深いこの村では、中学校に行くためには町に出る必要があり、中学以上に進むことは経済的に非常に困難でしたが、中学校の建設により村の子供たちによりよい教育を受けさせることができるようになりました。後世に続く教育は村の財産となっています。 フェアトレードにおいては、お客様各位、消費者の方々のご理解とご支援もあり、取り組みを続けてくることができました。とはいえ、今もチョフスニル村には医者もおらず、中学校も教室が1つしかありません。道も舗装されておらず、雨季にはがけ崩れなどで陸の孤島と化してしまうこともあり、まだまだ暮らすにはたいへんな土地です。

チョフスニル村は昼夜の寒暖の差が激しく、霧も多いこの土地は高品質のコーヒー栽培に理想的な環境です。しかし、「おいしいコーヒー」が私たちの手元に届くためには、もう一つの大切な要素があります。それは生産者が健康的にも経済的にも安定した生活をおくり、情熱と技術をもってコーヒー栽培に取り組むことです。 そのためにカギとなるのが生産者を育て守る“フェアトレード”なのではないでしょうか。フェアトレードを通して、環境に配慮した安全でおいしいコーヒーを消費者のみなさんへお届けできるように、今後も取り組みを続けて参ります。

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