フェアトレードの取組み

フェアトレードとの関わり方
フェアトレードとは、「公平貿易」と呼ばれている国際協力・地域貢献をめざした新しい貿易の方法です。 資金や技術が足りないが、良質のコーヒーを作りたい、それによって自立した生活を送りたいと努力する小さな農家を応援するために、生活と生産を維持できるのに十分な価格を保証した取引を行っています。
安定した収入を得ることによって、生産者はきちんとした生活を送り、コーヒーの品質改善のための設備投資やトレーニングを受けることができ、また土や水など環境に無理な負担をかけることなくより良質な作物づくりに励むことができます。さらに一部の資金は地域の学校や病院の建設などの地域開発にも役立てられています。 このコーヒー豆はFLO(Fairtrade Labelling Orgnizations International)という国際機関によってフェアトレードの認証を受けており、実際の製品には上記のフェアトレード・ラベルを添付していただくことで消費者の方々には分かりやすく表示できます。 フェアトレードコーヒーの取り扱いを始めておよそ10年。現在に至るまでこうした取り組みを継続・発展できたことは、ひとえに業界各社のお客様や消費者の皆様からのご理解とご協力、ご愛顧の賜物です。弊社では、これからも引き続きフェアトレードの取り組みを前進させていきたいと考えております。

フェアトレードコーヒーを扱う意味
現在のコーヒー取引はニューヨークやロンドンにある国際先物取引市場において価格が決められています。そこでは需要と供給のバランスや金融ファンドによる先物取引によって価格が決まりますが、生産のために投下した費用や生産者の生活費などは考慮されません。従って、供給過剰などで国際相場が低迷し始めると、一部の例外を除いて小規模農家が多いコーヒー生産地では農家が丹精込めてコーヒーを栽培しても生産コストさえも賄うことも出来ず、来年の収穫に向けた肥料を購入することも、子供たちを学校に出すこともできなくなり、医療や衣食住にも困るといったことが往々にして発生します。
西暦2000年からコーヒー市場価格の低迷によって各国の生産者の生活が危うくなったいわゆる「コーヒー危機」の時代、中米の低地産などでは農園放棄などが社会問題になっておりました。そのため農家や農園の生産意欲は減退し、コーヒーの品質も年々悪化していることが弊社内の日常業務の中でも肌で感じらました。こうしたコーヒーの品質の悪化は、おいしいコーヒーを求める消費者を失望させ、世界のコーヒー業界全体が危ぶまれることも懸念されました。
おいしいコーヒーをお客様へ、消費者の方々へ提供しつづけることができるように、またコーヒーを生業とする企業として、コーヒー生産者への不当な扱いや生産地の荒廃を放っておくことはできないという感情もあり、生産地と消費国の共存共栄を願って、弊社では2003年よりフェアトレードコーヒー豆の輸入を開始しました。
弊社がフェアトレードの取り組みを続けているグアテマラ・ウエウエテナンゴのチョフスニル村。この村は、冷涼な気候や土壌がコーヒー栽培には理想的な環境ですが、人々は技術も資金もなく、従来は良質のコーヒーをつくることができませんでした。
この村の熱意ある農家グループとのフェアトレードの取り組みを通じ、生産者は十分な収入を得ることができ、栽培技術を習得し、今では良質の有機栽培コーヒーを生産し、お客様・消費者の皆様からも高い評価をいただいております。
フェアトレードの収入は、コーヒーの品質向上、農家の生活向上に使われ、村には学校や診療所もできました。
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